春になりました。
予防のシーズンですね。
犬や猫において、各種ワクチンやフィラリア、ノミダニの予防は有名です。
しかし、フェレットにおいては、あまり予防医学の概念が周知されていないようです。
フェレットの予防で特に重要なのは、
ジステンパーとフィラリア症です。
どちらも、一度発症してしまうと死に至るケースが多いため、
犬や猫と同様に予防を確実に行うことが重要です。
ジステンパー予防は、年一回のワクチン接種で行います。
フェレットでは、心臓疾患の主なものとして心筋症が有名ですが、
フィラリア症も忘れてはならない心臓疾患のひとつです。
体が小さい分、少数寄生でも症状は重篤になります。
犬と同様に、血液検査をしてからの駆虫薬投与が推奨されています。
当院でのフィラリア予防は、5〜12月の間、月一回、
錠剤のモキシデクチンまたはスポット薬のセラメクチンで行います。
ご不明な点があればご相談ください。
3月に、庭を耕して、種をまきました・・・
今では、こんなに花が咲きました!
オープンして、もう2ヶ月が過ぎたのですね。