こんにちは!
獣医師の足立です。
ベランダ菜園にチャレンジしてるんですが
プチトマトがついに実り
先日実食してみました。
自分で育てた具合もあるのか
いつも食べているスーパーのものより
甘く感じてとてもおいしかったです!
こんな簡単に野菜って育てられるんですね。
子供がもう少し大きくなったら
一緒に収穫して食べるのが楽しみです。
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前は、脱毛症X、
黒色被毛毛包形成異常症
淡色被毛脱毛症
についてお話させてもらいました。
今回は、またハゲシリーズで
パターン脱毛症という病気について
お話させていただきます。
【 どんな病気? 】
毛の構造に異常が出る病気です。
体の特定部位の毛が薄くなってきます。
【 原因はなに? 】
遺伝的な要因が疑われています。
毛の根っこの毛球が小さくなり、
毛が細くなっていく病気です。
【 起こりやすい犬種は? 】
ダックスフンド
ミニチュア・ピンシャー
イタリアン・グレーハウンド
ボストン・テリア
など
【 どんな症状が出るの? 】
若齢、6ヶ月齢ごろに発症します。
耳の外側、首の下側、
胸からお腹、ももの後ろ
に左右対称で
進行性の脱毛が起こってきます。
痒みはありません。
【 どうやって診断するの? 】
犬種、発症年齢、症状から推測し、
同じような症状の病気を除外して診断します。
確定診断は病理検査によります。
【 どうやって治療するの? 】
基本的にはありません。
メラトニンなどのホルモン剤や
サプリメントで改善する場合があります。
何か気になる点、疑問がありましたら
獣医師、スタッフに相談ください。