ペットの病気・気になる症状

病態生理に対する好奇心

僕は昔からどうぶつが好きでした。

とはいえ、みなさんの「好き」とは少しニュアンスが違うかもしれません。

 

小さい頃は「どうぶつ博士」と呼ばれており、どうぶつ図鑑を丸暗記するくらい読んだり、虫や魚などを捕まえて増やしたりするのが好きでした。

今も魚を飼っていますが、小さなアクアリウムの中で生態系を作るのがたまらなく好きです。

 

これは好きというよりも、自然に対する「好奇心」ですね。

この仕事が好きなのも、

病気がこういう原因で起こり、だからこういう症状が出て、こうしたら治る

という仕組みを理解するのがとても好きだからです。

 

こういったことを病態生理学と呼び、僕が好きな学問のひとつです。

 

病気とは、なぞなぞみたいなものなんですね。

 

 

「病気を診ずして病人を診よ」とはいいますが、僕はどちらも診たいです。

 

 

※来月より、コラムは獣医師の足立に譲り、完全にホームページの執筆から離脱いたします。

今後はフェイスブックにて執筆していきますのでよろしくお願いいたします。