ペットの病気・気になる症状

【院長コラム最終】会社は次のステージへ

分院のオープンに向けて日々頑張っております!

もうすぐでのイデア動物病院での勤務も終わりです。

今のこの感情がカンタンに言葉にできるようであれば、

それはこの11年間が薄っぺらい11年間だったということ。

 

11年間、一日一日を必死に生きてきました。

それは間違いありません。

何回も脱皮して、もがいてもがいて。

地面を這うような生き方をしてきました。

自分なりに考えて頑張ってきたのです。

そこだけは誰にも文句は言わせません。

 

間違いだらけの11年間でしたが、

ついてきてくれたスタッフや飼い主さんには感謝の気持ちで一杯です。

僕がそういう生き方ができたのは、間違いなく周囲のサポートのおかげでしょう。

 

 

しかーし!すぐに悲しむ暇もないくらいの日々が待っていますっ。

うーん、つらい!笑

ただ、予想できる未来ほどつまらないものはないというのが価値観なので。

次から次へ、何が起こるかわからないのが楽しい。

人生は、思い通りにいかないからこそ面白いんじゃないでしょうか!

 

10年後、僕は死んでるのか、生きてるのか!

さぁ、どっちなんだいっ!?

 

 

・・・まぁ、正直どっちでもいい!笑

死んでるなら自分はその程度だったということ。

 

 

どんなステージに置き換わろうとも、

変わらず、日々まじめに一生懸命に生きていくだけ!

みなさんお世話になりました。また会いましょう!

ありがとうございましたっ!

今回でイデアコラムに寄稿するのは最終となります。

以後は足立の「ひふコラム」に引き継ぎをさせていただきます。

【院長コラム】おもしろき こともなき世を おもしろく

2月になりました!

ここ1ヶ月間で新病院の工事もほぼ終わります。

今月より、水曜日午前も新病院の準備のためお休みをいただくことになります。

ご迷惑をおかけしますがご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

3月29日を最後に、私は11年ちょいのイデア動物病院での勤務に幕を閉じます。

ここで過ごした日々は筆舌に尽くしがたく。。。

色んな経験をさせていただき、色んな成長をさせていただきました。

 

2014年3月10日にイデア動物病院は開院しました。

生まれてはじめての経営でした。

浅学非才の身には、実際にやってみて、実際に失敗しないとわからないことだらけでした。

心を落ち着かせるために本も読みあさりましたが、なかなかその通りにはいきません。

「人それぞれ」なのに「みんなを笑顔にしなくちゃいけない」

この矛盾をはらんだ経営の難題に「生真面目に」取り組み続けました。

やってる当時はつらい、苦しい。でした。

しかし不思議なことに、今となっては総じて「面白い」日々だったと振り返ることができます。

 

 

 

 

会社のために知恵を絞り出すことを息を吐くようにできるようになったころ。

次世代への継承のため。あるいは自分自身の成長のためにも、

新しいチャレンジに舵を向けることに致しました。

 

 

 

 

「挑戦するのは怖くないですか?」とよく聞かれます。

 

言われてみれば確かに。人ひとりの命では返せないほどの借金もできました。

失敗したら、社会的に「死ぬ」デスゲームをしようというのです。

「失敗したらどうしよう」「怖い」という感情をもつのは普通なのかもしれません。

 

 

しかし、結論はですね。

私がイデアを離れることで、ご迷惑をおかけする方が

少なからずいらっしゃるのがわかってて、不謹慎なのですが。。。

正直申し上げますと。。。

 

 

 

。。。「ワクワクして仕方ない」のです。。。笑

別にこのチャレンジに自信があるというわけではないのですが。。。

 

自分自身がどこまで成長したのか?

自分の「利己(理念)」は、どれだけの「利他(人を幸せにできる)」になるのか?

限界を確かめたいというのは人間の基本的な欲求なのかもしれません。

 

 

恐怖は、それを完全に上回るワクワク感で包まれ、どこかに行ってしまいました。

今は、周りの人に恵まれて、人生二度目のチャレンジができることにただ感謝です。

 

 

おもしろき こともなき世を おもしろく

すみなすものは 心なりけり

 

所詮この世は個人のつくりだす主観でいかようにも変わる。

自分の人生の主人公は自分。

なら、自分自身の人生を面白くするのも自分。

つまらないようにしてしまうのも、また自身しだい。ですよね。

 

【院長コラム】組織のバランスを保つ

新年明けましておめでとうございます。

今年は我々のチャレンジの年です。

皆様にも良いお年となりますように。

今年も宜しくお願い致します。

 

1月より、足立先生が月曜日水曜日午前中のみ復帰されます。

それにともない、私は1月から月曜日の午前をお休みとさせていただきます。

2月からは、月曜日に加え、水曜日の午前中もお休みいただき、

「でこぼこ村 おりひめどうぶつ診療室」の開院準備に時間をあてさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。

 

さて、2025年初めの投稿は、「バランス」というものを書きたいと思います。

 

まず、前提として、私

すべてのものには「バランス」があると考えております。

 

私は、組織の長として、お恥ずかしながら、

過去に当組織のバランスを崩壊させてしまった失敗が何度かあります。

 

原因はさまざまながら、根本的に起因したのは、

すべて私の未熟なるところでした。

 

会社によっては、

常にチャレンジングで新しいことに挑戦しつづけている会社もあることでしょう。

 

ただ、我々としましては、過去の経験より、

あまり変化量の大きいことをし続けると、崩壊のリスクも同様にあると考えております。

 

バランスを保つため。

組織として、大きいことをした後には、

しばらくはおとなしくしておかねばなりません。

 

もちろん、停滞は衰退と同じということは理解している上で です。

10年単位で物事を見たときに、大きな流れを考えたときには

あえて何も変わろうとしない期間も必要ということです。

 

イデア動物病院が進化するためのタネは、まきおわりました。

オリヒメ計画では、まず今年、会社がグラグラ揺れて、おさまるまで。

だいたい2~3年間をめどに、じっと耐えようと考えています。

 

院長が、スタッフを置いて先先行ってしまうと、

だいたいロクなことにはなりませんので。

 

 

【院長コラム】「チーム」とはなんぞや

もうすぐ2024年も終わりですね。

そろそろ、この一年を振り返る時期です。

市内にでますと、クリスマスのイルミネーションなどが輝いており、

それを見ると「あぁ、年末なんやな」と感じます。

 

今年は、色々ありましたが、総じて、

もがきながらも過去一、前に進めた一年だったと思います。

当社は忘年会にて一年の振り返りと来年の抱負を語る機会がありますので、

さぁ何を話そうかと考えております。

 

振り返りついでに、こちらの経営コラムのネタが欲しくて、

経営者としての自分も振り返ってみました。

 

 

勤務医として、経営のことは何もわからずにいた11年前に遡りますと。

 

 

元副院長も言っていた、前の勤務先で感じた

メンバーのチカラが、組織のなかで1+1=2以下になる感覚は、私も同じく感じており、

原因は、不信感や好き嫌い、人間関係のもつれなど、

「動物を治す」目的に不必要な、様々な不純物だと思いました。

 

自分がつくる病院は、そういうのはイヤだな。

せっかく人が集まって仕事をするのだから、

ひとりではできないことをしたい=「チーム」をつくりたいな。

ずっとチームスポーツをやっていた自分ならつくれるはず。

そう思い、退職して、新しく経営の勉強をはじめました。

 

そこで学んだ「チーム」の定義とは、

 

●二人以上であること

●同じ目的をもつこと(理念・ミッション・バリューの重要性)

●メンバーが相乗効果をもたらすこと(1+1を、2にも3にも!)

 

とのことで、院長室に忘れないようにその定義を貼り、

試行錯誤してはや10年。

 

まぁーーー、自分のリーダーシップのなさに折れまくる10年でした。

自分のダメなところと向き合い、もがき続けたつもりですが、

たどりついた結論は、

「組織の中で、自分以上にできる人がいるのなら信頼して任せたほうがいい」でした。

他人を巻き込んで相乗効果によって成果を出すことは、自分にとってそれほど難しいことでした。

 

売り上げが伸びると、社員は増えますが、増えれば増えるほどに統率が難しくなります。

個人個人に時間をつかって親身に向き合っていく余裕もなくなります。

でも、それでいいと考えています。

 

総人数4人くらいまでの「個々」を見ていく感覚から、

それ以上になると、

トップは「会社」という全体像をよりハッキリ見ていくようになるのだと。

それは正常なステージの変化だったのです。

 

代表取締役になってからは、「会社」をよくすることが自分の仕事ですので、

自分の「やりたい」や意思はとりあえず後回しにして、

自分を「便利なコマのひとつ」と考えて、

「会社」の全体像の中にいる「自分」をどう使ったらいいか。

思考の最初には「会社のために」をつけて考えるようになりました。

 

 

医療と経営の両立は(自分にとっては)そうカンタンなものではありませんが、

諦めずに取り組んでいくことが一番の近道ですので、

これからも、「会社」をよくするために、

引き続き、もがきながら頑張っていこうと思います。

 

来年は当社の正念場ですね~!

ワクワクとドキドキが入り交じったこの感覚、イデアの開業時以来でしょうか。

気合いを入れ直して頑張ります!

すでに色々と想定外のことが起きていますが、

人間、ホンキで死ぬつもりでやれば、できないことはない!

これまでの経験で、それは心から実感していることです。

 

 

 

【院長コラム】心のゆとり

イデア動物病院を開院してはや10年。

 

いつからか、

他の動物病院様より、「独創的な面白い動物病院」とのご評価をいただくようになりました。

 

私自身は、特に変わったことをしているつもりはないのですが、

どうもよく言われるので客観的にみてそうらしいです。

外観のデザインだけじゃねーかと)

 

自分自身は臨床の仕事が大好きなのですが、やはり仕事中は張り詰めているからか、

何かしら会社のアイデアが思い浮かぶときは、

やはり仕事とは別のことをしていたり、

頭の中が空っぽになっているときにふと降りてくることが多いですね。

 

独創的なアイデアは、「心のゆとり」から生まれるんだろうなぁと思います。

 

社長がピリピリしてる会社は、社員にとってもしんどいでしょうし、

リーダーが常に心のゆとりを持つことは、会社のためにも必要なことなのでしょう。