私は、大学卒業後すぐの時点では、
夢にまでみた獣医師になれたことで希望に満ちあふれていました。
それから、大きな病院で2年間勤務医として働きましたが、
そこで自分が得たものは、
「何者にもなれない」という劣等感でした。
以後は、自分のような
「この社会で何者かになろうと もがく人」
を応援したいという強い気持ちが芽生え、
令和元年8月に、
でこぼこな人が でこぼこなままで生きられる 小さな社会をつくりたい
を理念とする
という会社をつくることに至りました。
ラグビーやアメフト、寮のリーダー、バイトリーダーとして
後輩指導に取り組んできた今までの経験は、
自分の行動特性を高めるのに重要な役割を果たしました。
私が、経営者として、
会社の様々な逆境に立ち向かい続けることができるのは、
日々のモチベーションなどという上っ面な言葉では表せない、
根底にあるグツグツとした「劣等感」に起因するに他なりません。
適切な劣等感は、その人間に強い「使命感」を与えるのです。