まだまだ寒いですね〜!
今季の冬も膀胱炎の猫ちゃんが多数来院されました。
冬は猫の膀胱炎のシーズンです。
猫は、なんでこんなに不便な体の構造しているのかわかりませんが、
ストレスなどで膀胱炎になりやすいうえに、
オス猫は尿道がすごく細いんです!
さぁ、突然ですが皆様にクエスチョンです。
「膀胱炎で死ぬことがある」
「○」か「×」か??
そう、
答えは、
「○」なんです!
とくにオス猫を飼育しているオーナー様は「尿閉」に注意です!
これ、学生時代はなんかの略かと思っていたんですが、
れっきとした日本語で、
「 尿が膀胱内に充満しているのに排尿できない状態」
のことを指します!
猫♂の場合は、
「膿」「砂」「石」
などが、
細い尿道によく詰まって尿閉になってしまいます!
尿閉になったら放置すると膀胱が破裂するか、腎臓がパンパンになってしまいます。
(命に関わります)
この病気、約半数が再発するといわれており、
最終的には手術になることも。
今季は手術まで至ることはなかったですが、
昨季は
2例でおチンチンを切って尿道を広げる手術
1例でお腹に尿道をつなげる手術
をするに至りました。
「頻繁にオシッコのポーズをするが出ない」など、
オシッコに関するトラブルは様子を見ないようにお願いします!