それでは麻酔シリーズの第2回目です。
全身麻酔中には、
「生体情報モニター」と呼ばれる医療機器で
全身状態のモニタリングを行います。
もちろん、麻酔中の患者様の状態を把握するためです。
この医療機器に、
患者様の呼吸状態や循環動態、麻酔深度などの情報が示されます。
そのデータを参考にして、
点滴や麻酔薬などを調節しながら
なるべく正常な状態に近くもっていくわけです。
これがないと、
知らない間に麻酔が効きすぎたりして
患者様が危険にさらされている
ということも起こり得ります。
安全な全身麻酔のためには欠かせない医療機器です。