こんにちは
月一回のコラム更新までおろそかになりがちな院長です。
最近の毎週の楽しみは、休日にマッサージ屋さんにいくことです。
・・・って誰が興味あるねん!
さて、診察時によく見られるのが、
麻酔という言葉に敏感なオーナー様のリアクションです。
「麻酔かけてこの子大丈夫ですかね・・・?」
もちろん100%大丈夫というわけではありません。
かける側である僕らでもめちゃくちゃ怖いときはあります。
しかし、それでも麻酔をかけることが日常的に医療の現場で行われているのは、
メリットがデメリットを大きく上回るからでしょう。
麻酔とは、
きちんと全身の状態を把握できていれば、
それほど怖いものではありません。
麻酔をかける前に検査をおすすめするのはそのためです。
当院では、
ASA分類という
全身状態と麻酔のリスクを関連させた分類表を用い、
リスクがどれだけあるかを把握した上でご説明させていただきます。
人の歯科医療では、
歯科恐怖症
ということばがあるそうです。
白衣恐怖症
ということばもあります。
「自分が病気である」ことを理解している人間でさえ、
病院とは怖いところです。
その大きな理由のひとつが、
痛いことやイヤなことをされるからではないでしょうか。
「自分が病気である」
こともわからない。
つまり
「病院に行く」
という意味がわかっていないどうぶつにとって、
麻酔なしでの処置はどれだけストレスになるか想像もつきません。
ご自身に置き換えてみてください。
痛いことやイヤなことは、
「アレ?寝ている間に終わってた!」
が理想ではないですか?
僕のよくいくマッサージ屋さんでこうなったときはショックですけどね(笑)