病院ブログ

撮影会を行いました!

 

みなさまこんにちは。獣医師の中です!

 

 

本日、初めての試みとして、

当院にプロのカメラマンをお招きし、

スタジオを作って撮影会を行いましたのでその報告をいたします!

 

 

 

 

 

 

では、

撮影モデルのレオンくんの様子を追っていきます!

 

 

 

 

 

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まずは当院に到着。

おかあさん、スタッフと雑談中…。

 

 

 

 

 

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「話はいいから、まず入らせい!」

病院大好きのレオンくん。

 

 

 

 

 

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「出番は、まだか!?」

待ち時間にハロウィンのおもちゃを買ってもらい上機嫌のレオンくん!

いつも受付からスタッフが顔を出すのをここで待っています。

 

 

 

 

 

さぁ、レオンくんの順番がきました!

 

 

 

 

 

 

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『レオンは何が似合うかなー?』

なにやらおかあさんは衣装の打ち合わせをしています。

「おれはケンカが強いうえに男前だから何でも似合うんだゼ」

 

 

 

 

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『レオン、似合うー!』

「ふぅ、やれやれだゼ」

 

『レオン手足短いからなー』

「…さりげなくディスってんじゃねーゼ」

 

 

 

 

 

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さぁ、撮影会本番です!

色々ポーズを決め、何枚も撮っていきます!

パシャパシャ!

「カッコよく撮ってくれよな!」

『レオンー!!動いちゃダメー!』

 

 

 

 

 

 

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最後に、お気に入りの写真を選んでおわりです。

何十枚もある中からデータの分と現像の分を選びます。

 

 

 

 

 

 

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しッ…渋っっ!!!

まさに益荒男!!!!

レオンくん、見事なまでのカメラ目線です!

 

こんな年賀状が届いたら注目間違いなし!!

 

 

 

 

 

 

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「おつかれさまでした!」

『ファンからのプレゼントはミルクビスケットで頼むぜ』

イケメンレオンくん、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

ということで、撮影会は大成功をおさめることができました!

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

 

「うちの○○ちゃんもやってみたいなー」

となったあなた!

 

次回は11月4日です!

 

ご予約はお早めにお願いいたします!

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猫の混合ワクチンを選ぶときのポイント

みなさんこんにちは。

獣医師の長崎です。

 

みなさん猫にワクチンを接種するのは何故でしょうか?

もちろん病気から愛猫を守るためだと思います。

猫のワクチンに含まれる病気は、感染すると死亡率が高いものや、広く流行しているものがあります。

そのためワクチンで免疫をつけることが大切になります。

 

下の表は猫のワクチンと伝染病についてです。

猫の混合ワクチン かい.001

猫の混合ワクチンを選択する場合のポイントは、

 

猫白血病ウイルス感染症を含ませるかどうかです。

 

猫白血病ウイルス感染症は感染猫の唾液などに接触すると、感染します。

そのため外出自由の猫は、野良猫との喧嘩などで感染するリスクが高まります。

感染した猫の免疫がウイルスに負けてしまった場合、

がんや血液、免疫の病気にかかり3年以内に死亡する可能性が高くなります。

 

しかし、ワクチンに猫白血病ウイルスを含ませることで

①ワクチンアレルギー

②ワクチン誘発性肉腫(ワクチンを接種した部位にできるガン)

のリスクが高まります。

また、ワクチンを接種したとしても100%予防できる訳ではありません。

 

よって猫白血病ウイルス感染症を予防する上で最も重要なことは

完全室内飼いにすることです。

上記の理由から当院では主に3種混合ワクチンを推奨しております。

 

しかし、猫を一生家の中に閉じ込めるのは可愛そうだ。自由気ままに外出できてこそ猫だ。

など飼い主さんの価値観は様々です。

また、多頭飼いの飼い主さんで、同居猫が猫白血病ウイルス感染症に感染している場合など

は5種混合ワクチンの方が適していると考えられます。

5種混合ワクチンをご希望の方はご相談ください。

 

犬の混合ワクチンを選ぶときのポイント

獣医師の長崎です。

みなさんはご存知ですか?

私たちが愛犬に混合ワクチンを接種するのは、どんな病気から守るためなのか。

 

今回は、犬の混合ワクチンについて、改めてお話しさせて頂きます。

 

ワクチンに含まれる病気は、感染すると死亡率が高いものや、広く流行しているものがあります。

また、病原体のほとんどがウイルスであるため、一度発症すると治療が困難な場合が多いです。

(レプトスピラ症のみ細菌が病原体です)

 

そのためワクチンで免疫をつけることが大切になります。

 

 

 

下の表は犬の伝染病とワクチンについてです。

犬の混合ワクチン 改定.001

 

 

当院で接種できる混合ワクチンは5種混合ワクチン、6種混合ワクチン、8種混合ワクチンです。

ワクチンの種類は、その犬の年齢、健康状態、生活環境、ワクチン接種歴、アレルギーの有無などを考慮して、

飼い主さんとご相談した上で決定します。

 

犬の混合ワクチンの場合、人獣共通感染症であるレプトスピラを含ませるかどうかがポイントになります。

レプトスピラはネズミの尿から感染し、人に移ることもある病気です。

枚方市では2015年に西招提町で発生したという報告があります。

大雨などで、ネズミの尿が土壌にまぎれ、それを犬が舐めると感染するのではないかと言われています。

混合ワクチンにレプトスピラを含ませることで、ワクチンアレルギーの可能性が高まるので、

生活環境に合わせて選択すれば良いと思います。

 

 

ただ漫然と獣医さんから言われるがままに予防をするよりも、

説明し、飼い主さんにも詳しく知っていただいたうえで

予防をしていただく方が当院としては良いと考えております。

 

 

当院のワクチン接種プログラムは、

・母犬からもらった免疫がなくなる約8週令頃に1回目、その後、約1ヵ月ごとに2回(計3回)接種します。

・1歳令以降になると、1年に1回接種します。

 

また、副作用など犬への負担を考慮して、ワクチン接種の回数を減らしたいという飼い主さんには、

抗体検査を提案させて頂くことが可能です。

(費用はワクチン接種の料金と同程度です)

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

狂犬病の予防ってやっぱり必要?

こんにちは。

獣医師の長崎です。

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この写真は私が学生時代に友人とインドへ旅行した時に撮った一枚です。

突然近寄ってきた犬に友人が腰を抜かして驚いています。

しかし彼は犬が苦手な訳でもありませんし、大袈裟な人間でもありません。

 

犬に噛まれることで感染する狂犬病を恐れているのです。

 

世界で一番、狂犬病で死者が出ているのがインドであり、アジアを中心に毎年5万人以上の死者が出ています。

狂犬病は、人と動物の共通の感染症で、感染した動物に噛まれると感染し、人間も発症すると死亡率が100%の病気です。現在治療法はありません。

昭和32年以降、日本での発生は確認されていませんが、国境を超えた人とものの移動が盛んな現代において、日本に狂犬病がいつ侵入してもおかしくはないです。

飼い犬にしっかりと狂犬病の予防注射を受けさせることで犬を狂犬病から守ることはもちろん、飼い主様自身や家族、近所の住人や他の動物への感染を防止できます。

ちなみに犬の飼い主様には、

(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が義務付けられております。
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義務ではありますが、この二つを装着することは飼い主様にとってメリットがふたつあります。

ひとつは、もし犬が迷子になっても、装着されている鑑札から確実に飼い主の元に戻すことができることです。

もうひとつは、狂犬病の発生とまん延を防止するため、都道府県等の保健所では、所有者の分からない犬や予防注射を適切に受けていない犬(鑑札や注射済票を付けていない犬)の身柄を拘束する必要があるのですが、これを未然に防止できることです。

万が一の時にその犬を守ることに繋がりますので、鑑札と注射済証は装着しましょう!

出典: 犬の鑑札、注射済票について|厚生労働省

はじめまして。獣医師の長崎雄太です。

はじめまして。

獣医師の長崎雄太と申します。

今年の4月からイデア動物病院にて勤務させて頂いております。

私は大阪府吹田市で生まれ、小中高校は兵庫県、大学は大阪府で過ごしておりました。

大学卒業後は島根県で産業動物臨床に従事し、この度、院長の中先生とご縁があり、再び慣れ親しんだ大阪の

地に戻って参りました。

私の両親は昔、枚方市に住んでいた事があり、これも何かの縁だと感じております。

私は学生時代の部活動で野球をしていたこともあり、大の阪神ファンです。

子供の頃は新庄選手に憧れていました。

 

私自身は現在、ミニチュアダックスフンドのリクと共に暮らしております。

人と動物は共に過ごす時間の中で、言葉は通じなくても、愛情が深まっていくものだと思います。

もしその動物がいつもと様子が違うと、不安になりますし、その子が何を自分に訴えようとしているのか理解したいと思うのではないでしょうか。

そのような思いが、獣医師としての今の私の原点になっていると思います。

 

飼い主様とその動物の暮らしが、お互いにとってより良いものにするためにはどうすればいいか。

その答えを一緒に考えることができる獣医師を目指して、日々勉強していきたいと思います。

よろしくお願いします。

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