皆さんこんにちは!動物看護師の松本です!
10月後半、突然の寒さに体調を崩しやすい時期ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?(^^)
私はリフレッシュもかねて、動物園に行ってきました!
動物園や水族館めぐりが趣味なのですが、久しぶり行った天王寺動物園でファンサービスが天才すぎる
チンパンジーとかっこいい夜のライオンに出会えてとても楽しかったです!
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早速ですが、今回はわんちゃんのワクチンの必要性や注意事項についてお話していこうと思います!
1、ワクチンってそもそもどんなもの?
「ワクチン」とは、、、『感染症予防のために使用される薬液』のことを指します!
ワクチンの中には毒性を弱めたり、なくしたりした病原体が含まれていて、これらを接種することにより
感染症に対する免疫(生体の防御システムのこと)が体の中で完成します!
免疫を獲得していると、実際に菌やウイルスが体に侵入してきたとき感染や重症化を防ぐことができるんです!
2、ワクチンの種類
☆狂犬病ワクチン
狂犬病とは病気に感染し発症すると、100%命を落とすとても怖い感染症で人にも感染してしまいます。
日本で長年発症例はありませんが、世界では毎年たくさんの死亡例が報告されています。
そのため日本にもいつ狂犬病が入ってきてもおかしくない状況です。
日本で発症例がないならワクチンを打つ必要がないのではないか?と思う方もいるかもしれませんが
万が一狂犬病が日本に入ってきた際、おうちの子を怖い病気から守るため、そして感染を拡大させないために
狂犬病ワクチンの接種は法律で義務付けられています。
☆混合ワクチン
混合ワクチンは、複数の身近な命にかかわる感染症や伝染力の強い感染症を予防するためのワクチンです。
混合ワクチンは〇種ワクチンと表記されますが、これは予防できる感染症の数を表していて、
当院で取り扱っているのは『5種・6種・8種・10種』の4種類となります。
どの種類にするか、わんちゃんの年齢やライフスタイルに合わせてご相談させていただいております!
3、ワクチンの必要性
普段お外にあまり出ないわんちゃんであっても『もしも』に備えるためにワクチン接種を推奨をしております!
当院のペットホテルやトリミングのお預かりも含め、多くのお預かり施設ではワクチン接種が必須となる場合がとても多いです。
ワクチンを接種していないとご家族の体調不良などで急にお預かりが必要となってしまったとき、
預かってもらえる場所がない状況に陥ってしまう可能性があります。
また、災害が多い日本では地震や洪水で避難所に行くことがあるかもしれません。
こちらもワクチンの接種をしていないと受け入れてもらえない可能性があります。
またどんな病気に感染しているかわからないわんちゃんたちとの生活は、怖い病気に感染してしまうリスクが発生してしまいます。
4、ワクチン接種の際に注意すること
ワクチンを接種する際に心配なのが『副作用』です。
副作用が心配で接種を見送っている方も多いのではないでしょうか。
副作用のリスクを少しでも減らすために注意していただきたいことを紹介します!
接種前
□わんちゃんの体調は万全か
□ワクチン接種の前後1週間以内にシャンプーの予定がないか
□ワクチンとワクチンの間隔が3週間~1か月程度空いているか
接種後
□激しい運動は控える
□いつもと違う様子があればすぐに病院に電話する
(元気食欲がない、嘔吐、皮膚のかゆみ、お顔の腫れなど)
副作用以外にもにもワクチンについて気になることがあればお気軽にご相談ください!
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ここまでワクチンについてのお話をしてきましたがいかがだったでしょうか?
最後にワクチンとは関係ありませんが、お散歩の途中でいつもおやつをもらいに来てくれるマーシャルくんとソラくんが一緒に来てくれた時の可愛すぎるお写真をご覧ください(^^)
診察の時以外でも嬉しそうに病院に遊びに来てくれる姿にスタッフは仕事を忘れてメロメロになっています(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました!















