病院ブログ

ワンちゃんネコちゃんのお食事の選び方

こんにちは!初めまして。

最近一段と寒さが厳しくなり、バイク通勤で凍えている新人動物看護師の松本由利佳です☆

↓2人はいつも、もこもこで暖かそうです。

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飼い主様や動物さんの不安や緊張に気付き、寄り添うことで『この病院に来てよかった』

と思っていただけるような看護をしていきたいと思っております。

これからよろしくお願いいたします!

 

 

突然ですが、みなさんはワンちゃん、ネコちゃんのお食事は何を見て選んでいますか?

『ペットフードっていろんな種類があってどれがいいのかわからない!』

そんなお悩みを持つ飼い主様必見!ペットフードの選び方をご紹介していきたいと思います!

 

お食事を選ぶポイントその1

総合栄養食と記載があるものを選ぶ

総合栄養食とは、そのお食事とお水だけで必要な栄養素をまかなうことができ、

健康を維持することが出来るお食事のことです。

つまり、総合栄養食を食べている場合、栄養素の偏った煮干しや

カルシウムなどのサプリメントは全く必要ありません!

栄養素が偏った食生活を送っていると、毛がぼさぼさになったり、関節に異常が出たり、

膀胱に結石ができて最悪の場合手術を行うこともあります。

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間違いやすいお食事の種類には、『一般食』や『副食』というものがありますが、

これらは総合栄養食にまぜて使うおかずのようなものなので主食として単品で食べるものではありません。

そのほかにも『間食』と呼ばれるおやつや病気の子のための『療法食』

と呼ばれるものもあるので間違えないように注意してください!

 

お食事を選ぶポイントその2

ライフステージにあったものを選ぶ

総合栄養食の中にも子犬子猫用、成犬成猫用、シニア用など様々な種類がありますが

年齢によって必要な栄養素はバラバラです。

 

その子のライフステージに合ったお食事を選んであげましょう!

 

猫と小型犬は生後6~8か月(避妊去勢手術をする頃)に成犬成猫用に、

7~8歳にシニア用に切り替えるのが目安になります。

シニアに切り替えるタイミングで健康診断をすると病気の早期発見につながり

療法食への切り替えも早い段階でできるのでオススメです!

 

お食事を選ぶポイントその3

☆可能であれば1000円/1㎏以上を選ぶ

あくまでも目安にはなりますが1000円/1kgは品質に安心感が持てる最低ラインと言われています。

安いお食事はその分原材料を安くしているためどうしても品質が落ちてしまうので、

安全なお食事選びをする際は基準にするとよいと思います!

 

以上3つがお食事を選ぶ際のポイントになります☆

 

お食事は一生のうちずっと必要になるものですから、将来のためにもその子に合ったものを選んであげましょう!

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分からないことがあればいつでもご相談お待ちしております。

☆おうちでできる健康チェック☆ ②乳腺

こんにちは!獣医師の鵜飼です☆彡

今回は、みなさまに乳腺腫瘍のチェック方法についてお話します。

乳腺腫瘍とは、乳腺にできる悪性のできものです。

しこりを触っただけでは悪性か良性かの判定はできません。

が、おうちでまずはしこりを見つけること、それが早期発見には大切です。

 

11693914-白いふわふわの毛皮に背中の上に横たわるチワワ子犬

犬・猫たちのできもので一番多いのは実は皮膚のできものです。

皮膚って面積が広いですし、背中を撫でているときなどに見つけやすいので

よく病院でもできものが出来た、いぼがある、ふくらんでいる、出血した。。。

といったご相談をお伺いします。

ですが、皮膚のできものは良性であることも多く、

肥満細胞腫だったり、肛門や眼などの大事な場所の真横にできた、、とかでなければ、

そんなに苦労をすることもありません。

 

そして、

2番目に多くできるできものが、実は乳腺腫瘍!です。

特に、子犬子猫の時に避妊手術を選択しなかった子については、

発生率が避妊済みの子よりも高くなります。

イデアの患者様方は避妊手術を受けてらっしゃる方が非常に多く、

ほかの地域と比較すると乳腺腫瘍はできづらいかもしれません。

もちろん、

成犬になってから飼われる方もいるし、

避妊手術を選択しないことや出産がいけない!ということではなく、

リスクが高くなるので、未避妊の子はよく触って見張っておかなくてはいけません。

 

 

犬猫の乳腺は、人間とはちがって、

胸から下っ腹のあたりまで、縦に2本、細長く存在します。

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乳腺腫瘍も、最初は米粒のような小さなしこりから始まります

乳腺のふわふわの脂肪の中に、コロっと触れるようになりますので、

乳腺チェックをするときは、

わんちゃんねこちゃんが寝てるとき、もしくは、誰かに前足をもってもらって万歳ポーズ、、、

 

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(ばんざーい♪)

 

前足の付け根から両手でそれぞれの乳腺をつまみ、

ゆっくりつまみなおしながら上から下に順に移動していきます。

 

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(もみもみ、、、って何すんねん!すごい顔がいやそう、、笑)

 

毛が多い子や小柄な子は、とても触りづらいのですが

根気よく、もみもみしてみてください。

乳腺の脂肪の中、皮膚の下、コリっとしたものが触れないかチェックをお願いします。

もみもみするのは、飼い主側にも癒し効果抜群ですね♪

 

特に猫さんの乳腺腫瘍は80%が悪性と言われています。

しこりを見つけた場合は、 早めのご相談をお願いします☆

 

 

トリミング室からのお知らせです☆

こんにちは(∩´∀`)∩

お久しぶりです、トリマーのもとおちです(‘ω’)

 

朝晩とぐっと冷え込んで、
秋の訪れを真正面から感じてしまう今日この頃。
バイクに乗っていたら、
もう冬じゃね?と思いたくなります。

みなさん、体調など崩してないでしょうか?((+_+))

 

今日も、トリミング室の近況を
ちらりほらりとお話しさせていただこうと
思います(●´ω`●)

 

なんと!今月から、新しいトリマーが
仲間入りしました☆パチパチパチ。。!

その名も。。村田さん!

村田さんは経験者のトリマーで、
今はイデアのカットに慣れるよう
とっても頑張ってくれています(*´ω`*)

お預かりにも出てもらっていますが、
明るくハキハキとやりとりしてくれるので、
見ていてとても気持ちがよいです(*^▽^*)

 

これからもどんどんカットしていって
もらうので、皆さま、どうぞ
よろしくお願いいたします☆

 

そして、トリミング室も今までと働き方が変わり、
夜の診察の最後までいることがなくなりました。

特別なことがない限り、午後5時半には
トリマーが帰ってしまいます。
ですので、それ以降にいただいた
トリミングのお問合せやご予約などは、
次の日のお返事にさせいただくことがございます。
ご迷惑をおかけしてしまうのですが、
お急ぎのトリミングのご予約やお問合せは、

午前9時~午後5時半

の間でお願いいたします

ライン@もこれと同じになりますので
ご了承くださいませ。
※ギリギリでのお問合せは、トリミング翌営業日での
お返事となることがございます。

また長々と書いてしまいましたが、
そんなところでしょうか(/・ω・)/

 

 

それでは最後に、

『仕事を上がって更衣室の扉を開けたら、へそ天のさびちゃんがいた』

を、ご覧ください。

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では、変わらずたくさんのご予約

ありがとうございます(*^▽^*)

これからも、トリミング室をよろしく

お願いします(∩´∀`)∩!!!

トゥーグリップス(わんちゃん用すべり止め)のご案内

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* Toe Grips(トゥーグリップス)のご案内 *

 

おはようございます。獣医師の鵜飼です☆彡

イデア動物病院も開院から時期が経ち、常連わんこ達もだんだん高齢化してきたなぁと

スタッフで話をする今日この頃です。

愛犬が高齢になるにつれて、筋肉が落ち、腰が弱くなり、、、

フローリングで滑るようになってきた。。。痛そう、、、

そんな子たちにオススメのすべり止めを導入しました。

https://toegrips.com/  ←こちらが商品のHPです。

 

靴下タイプのすべり止めは脱げてしまう子が多いと思いますが、

こちらは、爪につけて床との摩擦を作るタイプのすべり止めです。

先日も黒ラブちゃんにご購入いただき、つけたら待合室でわかる程すぐに歩行が改善し、お母さまにも喜んでいただきました!

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↑ こんな感じで指先にゴムをつけます!つるつるの床でもすべりを軽減します。

 

サイズが複数あって、体格に合わせて取り寄せになりますので、ご希望の方はスタッフまでご相談ください。

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↑(靴下はぬげちゃうけど、これならいけそうだわん~~)

うちの子もすべってる!という方、ご検討ください♪

ワンちゃんネコちゃんに必要な予防について

暑さも和らぎ、過ごしやすくなってきましたね。

初めまして!

新人動物看護師の猪原です。

動物、飼い主様に寄り添い、気軽に何でも相談できる、そんな動物看護師を目指しています。

ジャックラッセルテリアが大好きです☆

これからよろしくお願いします!

 

早速ですが働き始めてから、
・予防が色々ありすぎて分からない
・どれを何月~何月まで予防しないといけないのか分からない

など、初めてワンちゃんネコちゃんを飼った方、長年飼っている方からもこのようなお声を聞くことが多い気がします。

 

そもそもなぜ予防は必要なのか??

かかってしまうと重症化する可能性のあるものからワンちゃんネコちゃんを守り、

元気に過ごしていくために予防は必要だと言われています。

 

そこで飼い主様の不安を解消するべく、予防のパンフレットを作ってみました!

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4大予防と言われている

狂犬病ワクチン(犬のみ)、混合ワクチン、ノミダニ、フィラリアについて

なぜ必要なのか何月~何月まで必要なのかが分かるようになっています。

 

また、ワクチン接種後の注意点なども記載してますので、お家に帰ってからの指標にもしていただけると思います!

予防した日を記入できるカレンダーもセットになっているので、

「うっかり今月分忘れてしまった!」なんてことが少しは減るかも!?

 

実際に病院犬の銀杏くんも毎月予防を頑張ってくれています♪

銀杏くんが使用している表がこちらです。

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いつ予防したか、何を予防し忘れているかが一目で分かりますよね。

診察や受付けにて無料でお渡しできますので、お気軽にスタッフまでお声がけください!

一緒に頑張りましょう!!