病院ブログ

猫にシャンプーは必要…?

長い梅雨が明け、セミの鳴き声が聞こえ出すと

いよいよ夏を感じますね…。

こんにちは、動物看護師の中山です。

 

「猫を飼ってから一度もシャンプーをしたことがないんです…」というお声をよく聞きます。

猫ちゃんのスキンケアについて疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

今日は猫ちゃんのシャンプーについてお話ししたいと思います。

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そもそも、猫は綺麗好きな生き物。

定期的に自分で毛づくろいをするため、完全室内飼いの場合、

短毛種はブラッシングだけで、十分清潔さを保てると言われています。

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長毛種は、毛が絡まりやすく、汚れがたまりやすいので

毎日のブラッシングと、可能であれば年に数回、シャンプーをすると良いでしょう。

また、高齢の猫ちゃんは自身のお手入れだけでは不十分なことがあるため、

負担にならない程度にお手入れをしてあげても良いと思います。

ドライシャンプーなど、洗い流す必要のないシャンプーや、お手入れシートなどもオススメです。

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短毛種も、シャンプーが必須ではないとはいえ、汚れてしまうこともあるかもしれません。

ここからは、猫ちゃんのシャンプーのコツを簡単にお伝えしたいと思います。

 

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今回使用するシャンプーは、、、「ハーブ&ピュア キャットシャンプー」

猫ちゃんが好み、ストレスを抑える効果がある、18種類の天然ハーブエキスを贅沢に配合し、

猫ちゃんの皮膚や被毛はもちろん、人の手にも優しいシャンプーです。

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人と猫では皮膚のpHが違うため、人用シャンプーを使うと皮膚炎になることも。

また犬用シャンプーには、猫にはNGな成分が入っているものもあるため、使用する際はメーカーさんに確認すると確実です。

 

〈準備するもの〉

スリッカーブラシ、小さなバスタブ(※桶など)、シャンプー、リンス、タオル、(※セームタオルもあれば便利)ドライヤー

手桶、スポンジ

 

①ブラッシング

体を濡らす前にしっかりとブラッシングをして、毛玉や抜け毛を取り除きます。

(※毛玉が残ったまま、体を濡らすと固まり、ほぐれなくなるので注意!)

可能であれば、ケガ防止のために、人・猫共に爪を切っておきましょう。

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※スリッカーブラシ

 

②体を濡らす

猫の体にいきなりお湯をかける前に、手で温度をチェックしましょう。

温度は人肌程度で、最初は少なめの水量からはじめます。

顔周りは嫌がる猫ちゃんが多いので、後ろのほうから濡らすのがオススメ。

シャワーヘッドをできるだけ体に近づけると、水しぶきがたちにくいです。

バスタブにお湯をためて、手でやさしくかけてあげても良いでしょう。

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③シャンプーを使う

シャンプーは原液のままで使うより、少し薄めて使うのがオススメです。

手桶などにお湯を少し入れ、その中にシャンプーをいれてスポンジなどを使って泡立てます。

しっかりとした泡ができたら、泡を体につけて洗います。

上から下に向かって洗うのがポイント。

顎や校門回り、しっぽの付け根など汚れやすいところは念入りに。

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④すすぐ

目や耳に水が入らないよう注意してすすぎます。

顔には直接水をかけず、お湯を含ませたスポンジなどを使って洗うと猫が嫌がりにくいです。

しっかりとシャンプーをすすいだら、リンスを体全体になじませてからすすぎます。

すすぎ残しは皮膚炎や、乾きにくさの原因になったり、シャンプー後の毛づくろいでシャンプーをなめてしまうことにもつながる為、

とにかく、しっかりとすすぎましょう。

シャンプー同様、リンスも薄めて使うとすすぎ残しが少なくなります。

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⑤タオルドライをする

毛を軽く手で絞ったら、まずセームタオルでも揉み込むようにして水分を取ります。

ある程度、水分がとれたら、吸水性の良いタオルで乾かします。

ドライヤーが苦手な猫ちゃんが多いので、少しでも時間短縮ができるとベストです。

※濡れた体は急激な体温低下を招きます。部屋を少し温めておくとよいでしょう。

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※セームタオル

 

 

 

⑥ドライヤーで乾かす

体を濡らすとき同様、手でドライヤーの温度を確認します。

まずは温風に!熱すぎないように気を付けましょう。

いきなり強風だと驚く子もいるので、弱めの風量から始めます。

乾かすときは、後ろ(お尻のほう)から、ブラシでとかしながら乾かします。

顔に直接風を当てると嫌がる猫ちゃんは、ティッシュなどで顔周りの水分を取ると

意外とはやく乾いてくれます。

根元までしっかりと乾いたら完成!!

最後に冷風を少しあてると、湿気が飛び、毛がツヤツヤになりますよ。

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お風呂が好きな猫ちゃんはともかく、

怖がりだったり、水が苦手な猫ちゃんにとっては、シャンプーは大なり小なりストレスを与えてしまいます。

猫ちゃんの体調がベストな時に行いましょう。

ドライヤーの音やシャワーにびっくりしてパニックになることもあるため、

脱走対策も必要です。

シャンプー後、体調に変化がないかしっかりと様子をみてあげることも大切です。

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お家ではなかなか難しいけど、洗ってあげたい!!という場合は

プロにお願いするのも1つです。

当院では、猫ちゃんのトリミングも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

※猫ちゃんの性格によっては、お断りすることや、鎮静処置(麻酔薬を使って眠らせる)が必要なこともございます。

あらかじめご了承ください。

 

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 ※当院のトリミングセット。お写真を撮れる子ならこんな感じに♪