こんにちは、動物看護師の松本です。
梅雨が明け、いよいよ夏本番!な8月ですね!
人間も動物も植物も
暑さとコロナに負けないよう体調管理や水分補給など
対策をしっかりして乗り切りましょう!
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今回は私がペットライフを過ごしてきた中で発見したことを
皆さんにお話ししたいと思います。
私は動物看護師でありながら、いち飼い主でもあります。
犬種:ペキニーズ 名前:ディオ ♂ (13)
飼い始めた当初は犬の飼い方なんて何もわからず、毎日必死でした。
噛んじゃいけない、しつけをしないといけない、吠えちゃいけない、、、
頭に思い描く「いい子」にしなきゃ!と人間の気持ちを押し付けていました。
思い返せば毎日「いけない!」「だめ!!」ばかり言っていた気がします。
そして、子犬だった彼なりに人間の押し付けを感じ取っていたのでしょう
本に書いてある通りにしつけをしても一向にうまくいきませんでした。
(呼んでも見向きもしない背中。。。)
そんな時ある人から『動物も人間と一緒で、犬種が違って個性があるけど
ちゃんと調べたの?』と言われ、ここで初めて犬種について調べました。
結果として、私の小さな家族は猫のように自由気ままな性格のため
これを覚えなさい!と押し付けるやり方は全くもって逆効果であることが判明
≪なんてこったーーーーーー!!!oh my Got!!!≫
その後家族会議を開催し、本には書いてない持ち上げ作戦に変更。
1日の中でどんな些細な事でも、いいところを見つけひたすら褒めるという
技術も知識も必要ない、至ってシンプルなものです。
人の声がしても吠えなかった又は吠えるのをやめた→いい子だね
頭を撫でたときに少し耳を触らせてくれた→いい子だね
背中を撫でた延長で尻尾を触らせてくれた→いい子だね
名前を呼んだら振り向いた又は反応してくれた→いい子だね
イタズラをせずお部屋でまったり過ごしている→いい子だね
お散歩中、ワンちゃんや人と触れ合うことができた→いい子だね
と、こんな調子で持ち上げ作戦を続けて早13年目。
今では身体中、どこでも触らせてくれる子になりました。
(相変わらず気ままな性格のため、おいでは出来ませんが・・・)
普段からどこでも触らせてくれるとトリミングや病気・怪我をしてしまった時の
治療に対してストレスを感じくくなったり、余計な体力の消耗をしなくて済み
結果として、小さな家族の笑顔が増えることに繋がることもあります。
毎日一緒に過ごしているからこそ、つい嫌なところに目が行ってしまったり
ほかのワンちゃん猫ちゃんと比べて、うちの子はどうしてできないのか、と
思い悩んでしまうこともあると思います。
ですが、1番リラックス出来るお家だからこそ、小さな家族のいいところが
数えきれないくらい、いっぱい隠れているはずです!
この猛暑とコロナで家で過ごすことが多い今だからこそ
小さな家族のいいとこ探しをしてみませんか?
小さな発見が次のステップアップに繋がることもあります!
当院にはしつけ教室がございますので、スタッフにお話しください。
お悩みやため込んでいたものをお話ししていただくだけでも大丈夫です。
飼い主様の笑顔が増えれば小さな家族の笑顔も増えると思います。
飼い主様も小さな家族も。
ともに笑顔でペットライフを過ごせますように