こんにちは、動物看護師の中山です。
私事ですが、最近子猫を飼い始めました(ᵔᴥᵔ)♡
若齢ということもあってか、とにかくよく遊ぶ…
遊び相手でもいたらなあと、ふと考えてしまいます。。。
そこで、今回は「猫の多頭飼育」についてお話していきたいと思います!
2019年3月に、ある保険会社が調べた調査によると
犬、もしくは猫を飼っている人の中で、
多頭飼育している人は30%を超えることがわかりました。
10人に3人は、2頭以上の犬猫を飼っていることになりますね。
なぜ、多頭飼育をするのか。
その1番多い理由が、「先住の子に寂しい思いをさせないため」
なんだそうです。
しかし、猫ちゃんはとにかくストレスを感じやすい生き物です。
良かれと思って連れてきた2頭目の猫さんと、先住猫さんの相性が合わず
お互いがストレスを感じ、病気になってしまうケースも…。
そうならないためにも、新しい猫ちゃんを飼うときは「相性」をよく考えて
飼われることをオススメします◎
では、どんな猫ちゃん同士なら相性がいいのか、
順番にご紹介します。
まずは、相性がとても良いグループ。
母猫×子猫:自身が産んだ子猫とは、基本的に相性が良いことがほとんどです。
子猫×子猫:子猫の時期には他の猫を受け入れやすく、遊び相手になりやすいです。
次に、相性が良いグループ。
雌猫(先住猫)×子猫:最初は先住猫が少し警戒することもありますが、次第に慣れてくれることが多いようです。
子猫は、先住猫を遊び相手だと認識してくれやすいと言われています。
子猫だけを可愛がったりしないように注意が必要です。
相性が悪くはないグループ。
雌猫×雌猫:雌猫は縄張り意識が比較的薄いため、うまくいくことが多いようです。
雌猫×雄猫:交配の予定がなければ、避妊・去勢手術することを強くオススメします。
最後に相性が悪いグループ。
雄猫×雄猫:それぞれ縄張り意識が強いため、ケンカが起こりやすいと言われています。
飼われる際は、万が一、相性が悪くケンカに発展した場合に、
別々の部屋で生活できるスペースがあるかを考えてあげてください。
高齢猫×子猫:まったり過ごす高齢猫にとっては、活発に動く子猫が過剰なストレスになることも。
やむを得ない場合は距離感を少し考えてあげる方が良いかと思います。
ザックリと一般論としてお話しましたが、
もちろん、猫ちゃんそれぞれの性格によって大きく変わってきます。
猫ちゃん同士が仲良く寄り添って寝ている姿、想像するだけで可愛いし、癒されますよね。
相性の良い遊び相手が増えると、追いかけっこなどをして運動不足が解消されたり、
お留守番中の寂しさが緩和するなど、メリットもあります。
何より大切なことは、
先住猫ちゃん、2匹目以降の猫ちゃん、それぞれの個性をしっかりと見極めて尊重し、
お互いが快適に暮らせるように工夫をしてあげることだと思います。
猫ちゃんたちの幸せは飼い主さん次第!
新しい猫ちゃんを飼われる際は、ぜひ意識してみてくださいね♪